鍋焼きうどんのおいしい季節になりました。最近TVで「うどん」という言葉が流れる度に、つい反応してしまいます。これも職業病でしょうか、輝日南高校ウィークリーニュースのお時間です。
今週のキーポイント
それでは第11話の予習です。キーポイントはこちら!
さて、今回は10話で柊が話していた通り、映画研究部のロケハンとして、おなじみのメンバーが祇条家を訪れます。 当然のことながらその広大さに、一同ため息ばかり。
ことに書斎はちょっとした図書館ともいえる広さ。様々な本を前にした女子たちの、特に瑛理子の意外なリアクションに注目です。 そして当然この場所で喜ぶはずのあの子の様子にも……。
今回その「超」お嬢様ぶりが明らかになる祇条さん。
ですが、彼女の歓迎は嫌味がありません。彼女の性格や人あたりの良さはもちろんですが、何より味付けの確認や案内など、深月自身が動いているのが素敵ですね。
また、映画研究部以外にも声をかけているあたり、彼女も今回の来客を心から楽しんでいるようです。
今回は祇条深月役:能登麻美子さんにお話をうかがっております。
――能登さんから見た深月というキャラクターは、どんな女の子なのでしょうか?
とっても育ちが良くて、物腰の柔らかいお嬢さまですよね。
私にとって印象的だったのは、映画研究部に誘われた時に、女優として出演はできないけどそれ以外ならお手伝いさせてくださいと、けっこう前向きでしたよね。ああいったところは意外で、ガッツがある子だなと思いました。
――深月を演じる上で意識していることはありますか?
顔も見ぬ婚約者が決まっていることに疑問を感じていなくて、それでも「その人を好きになれたらいいと思います」っていう子なんですよね。もちろん育った環境によると思うんですけど、そういうところはやっぱり私みたいな一般庶民とは違うなあと(笑)思うんですよね。
彼女が全体的に持っている品の良さとか、そういうところが観ている方に伝わればいいなあと考えています。
おそらく、仲間と何かをしていくことは今までなかったので、映画研究部のみんなと積極的に関わっていこうとしているんですよね。彼女なりに楽しもうとしているんだと考えて、深月なりのがんばりかたを意識しています。
――能登さん個人から見た各カップルの感想は?
光一くんと結美ちゃん、摩央ちゃんと甲斐くん、一輝くんと瑛理子ちゃんとか、恋愛をしている人たちはみんな揺れ動いていて、やっぱりうらやましいと思いますね。
深月は今のところちょっと恋愛模様から離脱しているので――深月自身は達観していますが(笑)――ああいうのはいいなあと思ってしまいます。
特に今、摩央姉ちゃんや結美ちゃんは色々と大変です、揺れ動いてます。
――第11話の見どころを教えてください。
深月の家が舞台です。前半は深月の家の色々なところを回って何だか楽しそうです。
そして後半に意外な遊びになるのですが、くじ引きで組み分けしたあと、それぞれのペアがクローズアップされるんですよ。その時の各ペアごとのやりとりに注目してください。
恋愛中のペアは当然ですが、それ以外の組のやりとりも見逃せないと思います。
――能登さんは高校時代、どんな生徒でしたか?
女子高だったこともあるのですが、『キミキス』のようなトキメキもなく淡白な3年間でしたね(笑)。
キャラクターたちは本当にうらやましいです。彼女たちのようなことを体験していれば、人生変わっていたかもしれません。共学にも憧れますけど、私は本当に淡々と過ごしちゃったのであの時代に憧れてしまいます。
今になるともっと楽しんでおけばよかったかなあ、もうちょっと色々なことができたんじゃないかなと思ってしまいます。もちろんその時は一生懸命だったんですけど。
例えばその時に興味がなかったことや苦手だったことも、やってみたら楽しかったんじゃないかなあと思うんですよ。
――ご覧いただいているファンにメッセージをお願いします。
この作品は「人を好きになるのっていいなあ」って思える作品です。お話も進んできて、恋愛模様がどんどん入り組んでまいります。それぞれのキャラクターが心を揺れ動かしていきます。観ている皆さまもぜひ、心を揺れ動かして、ときめいてください。深月も早くときめいて欲しいです(笑)。
前回のエピソードの復習です。

第10話「miss tone」〜REVIEW〜

姉のような存在として、光一と結美を見守っていたつもりの摩央。だが、光一たちが親密になっていくほど、摩央は光一のことが気になりはじめていた。奇妙な夢のせいもあり、普段の光一に対する態度もどこかギクシャクしてしまう。摩央の様子を心配した光一は、街で偶然出会った甲斐に相談。甲斐とのデートで元気を取り戻した摩央だが、光一が甲斐に相談していたことがばれてしまう。憤然として帰宅した摩央だったが、光一は風邪をひいて寝込んでいた。やむなく怒りを忘れて看病する摩央だが、自分を気遣ってくれていた光一の優しさに気付き……。
Haluna Check!
皆様ごきげんよう、水澤摩央役の池澤春菜です。

た、大変でございます。
一つ屋根の下、年頃の男女が、ご父母の監視下から外れて自由行動、もはやビヨンド・ザ・パラダイス!!(すみません、単に勢いで口走りました)。
……でも、そこで風邪を引くのはお約束。
最近ね、改めて、フラグとか王道とかパターンとかベタとかの美しさを思い知っている池澤春菜です(-ω-)
大事大事、定石に外れナシ。
戦いとか魔法とか死神とか記憶喪失とか、そういった万人から見てのドラマチックな要素はないけれど、でも一人一人にとってちゃんと毎日はドラマチックなんだよね。なんでもない日常を、ちゃんと描くって、実は、一番難しい事かもしれない。
相変わらず全身ダークカラーの甲斐君と、キビナガエルに呪い殺されそうになっている一輝、今期No.1 KYキャラ柊君、クラッシックなコードレス電話使用の深月嬢、周囲の人々も相変わらず素敵に浮かれポンチです。
さて次回、デコちゅーに気づいたような気づかないような微妙な反応の光一君と、このところ切ない表情ばっかりの摩央ねえが、どうなっちゃうのか。しかも舞台は、キミキスで最もアウェイな祇条邸。
波乱の予感でございます。

ではでは、また次回の春菜チェックをお楽しみにヾ ^_^
プロデューサー日記
『キミキス pure rouge』DVD第1巻の発売まであともう少し・・・。

そうです。来週の金曜日(12月21日)、遂に『キミキス pure rouge』DVD第1巻が発売になります。
各巻ごとに一人のヒロインをフィーチャーしていく予定で、記念すべき第1巻は「水澤摩央」です。(ジャケットイラストを見ていただければ分かりますね)
初回特典として、特製キャラクターCD「水澤摩央編」を封入いたします。
内容は【関連商品】ページにも記載してありますが、歌あり、ドラマあり、ボイス集ありで、色々な摩央姉ちゃんに出会えると思います。池澤さん、いやいや摩央姉ちゃんがオープニング主題歌「青空loop」を歌っているのですが、とても可愛らしい歌声が聞けますよ。
さらに、ブックレット(8P)を毎回封入いたします。摩央姉ちゃんの紹介や、摩央×光一×一輝の幼馴染トリオの対談、池澤さんから摩央姉ちゃんへのメッセージなどを収録しています。
あと、ほんの一週間。皆様、もうしばらくお待ち下さい。

湯P
さて、10話の光一&一輝ではありませんが、皆様風邪などひいておりませんか? 今年のインフルエンザは早くから流行しているとか。予防にはやっぱりハチミツ大根うどん……はちょっとアレですが、おいしいものを食べるのが一番でしょう。今回の放送も食欲を刺激しそうです。それではまた来週!