今回は二見瑛理子役:田中理恵さんにお話をうかがっております。 |
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――田中さんから見た瑛理子というキャラクターは?
とてもツンツンしていますよね。周りの人から見ても、とっつきづらい子だろうなあって思ってしまいます。
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――そういうキャラクターを演じるのは、やはり難しいですか?
難しいですね。最近は慣れてきたんですけど、ブースでキャストの皆さんと楽しくしゃべった後に瑛理子をやると、キャラがずれるんですよ(笑)。ですので、なるべくおとなしくしているんですけど、どうしても色々な人としゃべってしまうんです。そうするとやっぱり瑛理子に戻るのが大変で(笑)。ですから収録後は反動で、たくさんしゃべっちゃうことが多いんです。
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――(菜々役の)野川さくらさんと(なるみ役の)水橋かおりさんたちが、休憩中にテンションを上げているのと逆なんですね。
そうなんですよ、さくらちゃんとはすごく仲良しなので、どうしても話して楽しくなってしまって、クールダウンしないといけないことも多いんです(笑)。周りと全く違うことをする瑛理子ですし、あんまり人の話をきいていなくて、コミュニケーションもとらないんですよね。
そうやって壁を作っていたんですけど、最近はその壁を開いてきているとは感じます。まず、相手に対して意見を出すようになっているんですよ。今回(第12話)もアドバイスを言ってみるシーンが出てきます。以前だったら人の話をそのまま突っ返したり、無視して去っていくことが多かったですよね。
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――そんな12話の見どころを教えてください。
全体的には光一くんと結美ちゃんの恋模様と、その間に摩央ちゃんの複雑な心が見え隠れしています。
また、瑛理子自身も一輝くんに対して、だんだん素直になっている描写があります。全然笑わなかった彼女が微笑を浮かべてみたり、少しずつかわいくなってきていますね。
……ですが今回、一輝くんと明日夏ちゃんの間に事件がありまして、瑛理子的にはちょっと気が気じゃないかもしれません。これから何かがあるのかなあという予感がありますね。
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――田中さんの高校時代はどんな生徒でしたか?
私が通っていたのは、女子校から共学になった学校でした。男子の数が少なかったので、男子がモテモテでしたね。進学コースにかっこいい男の子がいて、もう取り合いでした(笑)。
私もバレンタインにはチョコレートを渡しにいきましたよ。たくさんもらう人だったから、誰が誰どころじゃなくて、憶えてもらっていなかったみたいですけど(笑)。
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――この作品を観ていると、昔のことを思い出しますか?
そうですね。憧れる人はいましたけど、高校の時は女子ばかりでしたので、恋愛とかは中学生の頃の思い出が多いんです。それよりも部活などの友達関係を大事にしていましたし、楽しんでいました。
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――それでは、ファンにメッセージをお願いします。
ドキドキキュンキュンする展開が待っております。これからは1週観逃すとわからなくなってしまうかもしれませんので、ぜひ毎週観てください。よろしくお願いします。
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