今回は星乃結美役:小清水亜美さんにお話をうかがっております。 |
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――星乃結美役になられました経緯を教えてください。
原作ゲームの時にオーディションを受けさせていただいています。その時はあまり自信がなかったんです。
というのも、今でもそうですが、当時も私が演じてきたキャラクターは、結美とは異なるタイプが多いんです。
結美との出会いのおかげで、演技の幅を拡げていただけました。
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――結美を演じる上で意識されているポイントは?
普段は喜怒哀楽のはっきりしたキャラクターを演じさせていただくことが多く、結美のようなおとなしい女の子はどう表現してあげたら良いか、自分の中でいつも悩んでいます。
アニメ版では光一くんだけでなく、他のキャラクターとも絡んでいきますよね。
それぞれのキャラクターごとのサジ加減ですとか、実はいまだに「これが結美だ!」というところにたどり着けないですね。
ストーリーの中で結美も成長していくと思うのですが、私自身も手探りをしつついっしょに歩いています。
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――結美と光一の関係はどう感じておられますか?
タイトル通りピュアさを感じますね。このまますんなり終わりまでいって欲しいです(笑)。
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――第3話の見どころを教えてください。
結美は自分から誰かに話しかけたり輪の中に飛び込んでいくことは得意じゃないので、誰かに背中を押してもらわないとなんですよね。
1話、2話と光一くんがちょっとずつ結美にアプローチしてくれたおかげで、第3話では結美自身がこうしたいなと思うことが、かたちづくられていたと思います。
今回摩央姉ちゃんがそこを動かしてくれて、結美が少し歩き出すんですよ。
第3話は演じている立場でも、とてもうれしく感じましたね。
結美の目線で観ていただけると、とっても暖かい気持ちになれるお話です。
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――小清水さんの高校時代はどんな生徒でしたか?
高校の頃はあまり男女を意識せず、クラスのみんなで一緒に遊んでいました。
授業が終わると15人くらいでゲームセンターやボウリングに行っていたんです。
そんな中で、やっぱり恋愛感情も出てくるみたいなんですけど、実はカヤの外でした。
人から相談されたりしているうちに、ちょっとしたことで傷ついたり迷ったりしているのを見るだけで、お腹いっぱいというか(笑)。
恋愛とかもめごとで、みんなで遊べる環境がなくなるのが寂しく感じていました。
あ、でも、憧れのかっこいい先輩とかはいましたよ。
「今日廊下ですれ違っちゃった!」ってみんなで喜んだりしてました。
結美を演じていても、やっぱり当時のちょっとしたことでドキドキしたり、楽しかったり悲しくなったりした気持ちを思い出しますね。
そういった気持ちをお芝居にも活かしていきたいなあと思っています。
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――ファンにメッセージをお願いします。
高校生活から遠く離れてしまった人、まさに今『キミキス』のような時間を過ごしている人、これから高校生活を迎える人、色々な世代の方々に観ていただけていると思います。
その全部の方に、「ああ、高校生活っていいものだなあ」って感じていただける作品だと思っています。
はがゆい恋愛表現などもありますけど、それもやっぱりこの作品の素敵なところだと感じています。
思わず顔がほころぶようなお話になっていると思いますので、皆さんも何となく昔のことや自分だったらと思い浮かべながら、観ていただけると嬉しいです。
まだまだ始まったばかりですので、これからも宜しくお願いします。
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