関東では寒さもゆるんで参りました。本編では二見さんの心が雪解けな雰囲気。でも、暖かくなると雪崩も起こりやすいんですよね……あくまで一般論ですが。
そして一方の光一と摩央・結美の関係も、季節の変わり目を迎えているようです。
とにもかくにも春はもうすぐ! 輝日南高校ウィークリーニュースの時間です。
今週のキーポイント
それでは第22話の予習です。キーポイントはこちら!
第4話以来、摩央と瑛理子の逢瀬の場所(?)としてすっかり定着した保健室。引越しと学園祭の準備で疲れ気味の摩央が久々に訪れると……。第8話での二人の会話を思い出しながら観ていただけると幸いです。
ちなみに第8話〜第10話収録のDVD4巻は今月25日発売です。
うどん同好会がめざす究極のうどん。第21話ではかなり好評だったようですが、まだ完成ではないようです。
最大の難関と思われた瑛理子を乗り越えたはずですが、うどん同好会の前に立ちはだかったのは……? 
キミキス ピュアヒストリー
女性キャストの皆さんに、今までの流れや印象的なシーンを語っていただくシリーズ第2弾!
キミキスプレイバック、今回は「vs. 真田光一編」!

今回は真田光一をめぐり揺れ動く女子2名、水澤摩央役の池澤春菜さんと、星乃結美役の小清水亜美さんです。
――物語前半の光一と甲斐についての印象をお聞かせください。たとえば恋人にするならどちら?
池澤さん: 甲斐くんが成長前と成長後で違っちゃいましたよね。最初の段階で甲斐くんが、本当はああいう人だと見抜いていけたかはわからないです。光一は優しいのがわかっていますし、一緒にいれば二人の幸せのために尽くしてくれますから、難しいです。
小清水さん: 甲斐くんは口数が少ないので「今日こういうことがあってさあ、それでこうなってさあ……」「うん」みたいに。会話が続かなそうです(笑)。
――逆にそんなタイプに惹かれる場合もあるのでは?
池澤さん: 自分のほうが年下でしたら、ミステリアスな先輩を見る目線で憧れそうですね。でも同い年だったり自分が年上だとうーん……て思っちゃいますね。最初の頃は実在を疑っていたくらいですから(笑)。
小清水さん: (笑)でも、摩央姉とつきあうようになってからは、変化を見抜いてくれたり、いて欲しい時にそばにいてくれる人になりましたよね。空気読めすぎです(笑)。今の甲斐君は嫌いじゃないですよ。最初は色々言われてましたよね。
池澤さん: そうそう。「こわ!」とか。
小清水さん: (笑)
――(笑)今の光一に対するアドバイスはありますか? 優しすぎるんじゃないかとか……。
池澤さん: 無意識の優しさはしょうがないのかもしれません。光一の気持ちは恋愛としてというよりは“摩央姉”として摩央が好きなんですよね。
小清水さん: でも摩央姉ちゃんに、結美ちゃんの話をあそこまで色々話すことはなかったかな、って思います。
池澤さん: 摩央姉のことをそういう対象として見てなかったってことだものね。
――10話前後を境に、結美の転校や摩央の気持ちと状況が変化して、お二人も驚かれることも多かったのでは?
池澤さん: 私は摩央姉が甲斐くんに、光一のことを言ったのは意外でした。
そのあとの光一への告白も、言わなくていいことじゃないですか。
小清水さん: 意外なのは結美ですね。この作品で彼女が一番男らしいのではと思っているんですよ。中身がしっかりしていて。
池澤さん: サバサバしていますよね。黙して語らずみたいなところとか。
小清水さん: 甲斐くん型の人間なのかな(笑)。自分の想いも大事にして光一と一緒にいるけど。結美は他にも幸せを見出してきていますからね。深月とも仲良くなり、自分が変われたことを感じていますし、深月ちゃんやうどんちゃんたちに言われた言葉で満たされた印象がありますね。
池澤さん: 転校することに対する不安みたいなものがなくなってきているよね。ここでうまくやれたから新しい生活になっても大丈夫! みたいな前向きさが出ていますよね。
小清水さん: 摩央姉のほうが心配ですよね。甲斐も光一も近くにいて、結美がいなくなっちゃう。それってすごくつらいんじゃないかなって。
池澤さん: ひきずっちゃいそうですよね。
小清水さん: 摩央は今までお姉さんとして自分の意志をがまんしてきたんですね、きっと。ここに来て抑えられないし、抑えたくなくなっちゃったのかもしれない。
――ちょっと一輝のお話を。16話で明日夏が瑛理子につめよるシーンがありますよね。
広橋さんは責めるべきは瑛理子じゃなくて一輝じゃないかと。女性の視点から視ていかがですか?
池澤さん: やっぱり遠い方の人に行っちゃうんだと思うんです。明日夏と瑛理子がもっと仲がよかったら、一輝に何であんなことするのって言うと思うんです。
小清水さん: たしかにどうせ言うのなら、一輝にも同じくらい言っていいと思うんです。
でも女の子って好きな人には嫌われたくないから、無意識的にそうしちゃったのかも知れませんね。 そういう意味で、恋を知った明日夏ちゃんはすごく女の子っぽいんですよ。
──多くの食べ物が登場しましたが、中でもベリーベリーラーメンについて……。
小清水さん: もしもベースが塩味で、ブルーベリーが入っているだけというのなら、意外といけるんじゃないかと思いますね。
池澤さん: 鴨みたいなクセのあるお肉にベリー系のソースをあわせるのは、フランス料理では多いんですよ。チャーシューにうまく合わせるのならおいしいの……かな? ただ、私ご飯のおかずで甘いのがちょっと苦手なんです。甘いものはデザートがいいですね。
小清水さん: 私も甘いおかずは苦手です。ベリー“ベリー”だから、他にもストロベリーとかのベリーソースが入っている可能性がありますよね(笑)。スープまでベリー味だったらもうおやつですよね。しょっぱい要素が全くなくて、甘い要素の中にラーメンが入っているならいけるのかな? でももうラーメンと思って食べちゃいけないですね(笑)。
池澤さん: 甘い中に麺は、ラジオの方でさんざん失敗しているパターン(※)ですよ(笑)。やっぱりああいうメニューは何人かで行った時に1つだけ頼んで、みんなでわーわー食べるのが正しいですよね。
――広橋さんもベリーベリーラーメンが出た時ゾッとしたと言っていました。「番組に出ちゃう!」
池澤さん: (笑)公開録音の時に食べたかき氷うどんはすごかったですよ(笑)。かき氷とシロップの中にうどんが入っているの。要素としてはいけそうな気はするんですけど、うどんが冷たくて固くなって……。
小清水さん: (笑)
――実際に食べてみたかったり作ってみたかったりする食べ物は?
池澤さん: やっぱりうどんですね。フォアグラうどんとかは、出汁をどうするかとか考えちゃいますね。
小清水さん: うどん食べたいです。なるみがお弁当で持ってきてくれたうどんが食べてみたいですね。
――お弁当の思い出などはありますか?
池澤さん: 私は母にカレー弁当を持たされことがあったのですが、ちょっとこぼれてて(笑)。
しばらくお弁当箱もカレーの匂いが離れなかったんです。
小清水さん: あ、うちの母も幼稚園の時、一面のチャーハンだったことがあります。「!……おかずは?」 ちょっとパニックになりました(笑)。
池澤さん: お弁当は父のほうが凝ってくれました。私全然食べない子だったんです。保育園のお弁当も、食べ終わるまで居残りさせられるような……父のお弁当をカパッてあけると、海苔で「が・ん・ば・れ」って書いてあるの。
小清水さん: かわい〜! いいなあ。
(※:前回も紹介した『かおりと涼のキミキスチューニングポップ』のこと。同番組には「輝日南高校家庭部」という、リスナーから寄せられた創作うどんを実際に作って食べるコーナーがあります。
かき氷うどんは公開録音の時に発表されたもので、季節が夏だったのが救いでしょうか。当日は天気が荒れ模様で、目撃者の話では皆さんがかき氷うどんを食べた瞬間、雷が鳴り響いたとかいないとか……)
さて、次回23話より、いよいよ学園祭突入!
前回ご登場いただいた田中理恵さん、広橋涼さんのお話をまじえた最終回大胆予想(?)お楽しみに!!
第22話はこのキャラのここに注目!
その1:祇条深月
映画研究部の活動を通じて、結美との友情を育んでいる深月。
最初は巻き込まれる形で映画研究部に参加していましたが、だんだんと積極的な行動も見せるようになりました。今回も彼女の提案で……細やかな気配りはむしろお嬢様キャラゆえの魅力ですね。
その2:真田光一
揺れ動き続ける心――やっぱり、「誰も傷つけたくない」という想いがあるんでしょうね。本当に優しいヤツです。その優しさは結局、周りもそして自分をも苦しめてしまうかもしれないのですが……。
前回のエピソードの復習です。

第21話「cutting memory」〜REVIEW〜

瑛理子と仲直りをし、学園祭の試合でも先発出場を決めた一輝はご機嫌だ。だが、そんな二人の様子を見た明日夏の心は穏やかではなかった。そうなることを願って、二人の仲を取り持ったはずなのだが……。
そして、摩央の引越しを見守る光一の心も、その光一を気遣う結美の心も揺れ動く。
光一の優しさを知る摩央は、引越しの準備を急ぐのだった……。
Haluna Check!
皆様ごきげんよう、水澤摩央役の池澤春菜です。

摩央姉ちゃん……敷金礼金とか保証人とか住民票とか、いろいろ大丈夫なんでしょうか?!
家具とかも、一から全部買いそろえなきゃいけないんでしょう? 相当な出費だし、手間だよね。
摩央姉ちゃんの親御さんだって心配するだろうし、余所様の娘さんをお預かりした真田家の責任もあるだろうし。
でも、確かに、今の状況で光一と一つ屋根の下にいるのは辛い。学校は、学年が違えばうまく顔を合わせずにいられるかもしれないけれど……同じ家では、ねぇ。だから、色々な事情を全て押し切って、気持ち的にも物理的にも、摩央姉ちゃんは光一から必死に離れていこうとしているのかなぁ。

当初、定位置からスタートした男子好感度ランクは、甲斐君が予想外の頑張りを見せトップに躍進。ていうか絵も描けたのか(-ω-)
一方、究極の安定株かと思われた光一君が、ここに来てまさかのぐらつき。
一輝の急上昇急下降っぷりは相変わらずなんだけどね(^ω^;)

車の窓で、前髪を直している明日夏ちゃんが大変可愛らしうございました。
ではでは、また次回の春菜チェックをお楽しみにヾ ^_^
第20話の決まらない決めゼリフが決まって(???)瑛理子といい感じの一輝。21話ではえらく上機嫌でした。まあ、調子にノレる時にノっておかないと何が起こるかわからないのもまた事実。いや、あくまで一般論としてですが……それではまた来週!