今回は川田知子役:川澄綾子さんにお話をうかがっております。 |
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――川澄さんから見て、川田先生というキャラクターは、どんな女性なのでしょうか?
すごく若々しい女性ですよね。第1話から摩央ちゃんにも「先生かわいい」と言われたりしましたし。
生徒ともすごく仲が良くって、うっかりすると同い年に思われてしまうような可愛い先生なんだと思います。
別になめられているわけじゃなくて、生徒のみんなのほうが近い目線を感じてくれている感じでしょうか。
摩央姉ちゃんにもいつのまにか「トモちゃん」と呼ばれていたみたいですしね(笑)。
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――川田先生を演じる上で意識していることはありますか?
先生役であることよりは、とにかく可愛くと意識しています。
第1話でも演技は先生っぽくというわけではなくて、「とにかく可愛くお願いします」といわれているんですよ。
私が最初に演じたものがすごく老けていたみたいで(笑)。
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―― 一方で先生っぽいシーンもありますよね。瑛理子を気遣う時ですとか。
はい。でもその時もあまり上から言っているかたちにならないようにイメージしています。
川田先生自身も若くて、多分20代前半の、生徒たちより少しだけ年上の女性という立場なんだと思うんです。
瑛理子の方が大人びている印象がありますね。
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――各キャラクター、特に現在恋愛模様になっているカップルたちへの感想は?
先生役なので男の子たちについては公平な目で見ることができますね。立場的に恋愛ごとから遠いままなんじゃないかとは予想しているんですよ。ですから「みんながんばってね」みたいな(笑)。
役者さんたちの間では一輝くんや甲斐くんの行動は色々話題になりますね。光一くんはわりと普通の男の子ですよね。柊くんは、恋愛対象とは違うというか、何だか別のところにいる印象です。
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――それでは第7話の見どころを教えてください。
この作品の登場人物たちは、色々なことに打ち込んでいますよね。なるみちゃんのうどんや明日夏ちゃんのサッカーですとか。今回みんなでがんばる映画研究部も同じで、高校生で映画作ろうって考えちゃう、そんながんばりが面白いなあと思いつつ、私自身素直に感動しているんです。その過程でうまい具合に仲の良い男女のグループができていますしね。そんな彼ら、彼女たちの様子を見守ってほしいです。
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――川澄さんの高校時代はどんな生徒でしたか?
実はあまり憶えていないんですよ。仲良しのグループもいましたし、高校生としては普通だったと思うんです。
ただ、小さい頃からずっとピアノをやっていまして、高校の頃も週に2回のレッスンがあったんです。学校にもなかなか出れなくて、高校生活よりもピアノの思い出が多いくらいですね。
中学の頃や音楽の勉強ができた大学生活は楽しんでいましたけど、高校はやはりそうした道のりの途中という印象です。
あ、でも女子高だったというのもあるかもしれません。共学だったら良かったかもとはちょっとだけ思いますね(笑)。
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――最後に、ファンにメッセージをお願いします。
出てくる女の子たちが本当に個性豊かで、それぞれ魅力がありますね。女の子と男の子が同じくらいの人数で幸せになっていけば、あるいはホッとできるのかもしれません。
でも、現実でも全員に一人というのもあり得ない状況ですから、男の子が少ないことで、さあこれからどうなるのか、という動きが面白くなると思っています。
視聴者の皆さんも是非彼らの「これから」に注目して観てください。
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